息が止まるような。

仕事のあとの、飲みの席で

初めましての方から

「彼氏いるの?」

と聞かれて

「いないんですよ〜」というと

「本当に?もったいなーい。ふにゃふにゃ」

と言われるともうこの人と絶対に仕事したくないやーと

思う。

 

 

 

仕事を、見てよ。

人間として知る前に

女性として見るなよ。

女性ってカテゴリに入れた瞬間に

簡単にジャッジできちゃうでしょうが。

簡単に上下関係作れちゃうでしょうが。

 

 

 

 

私が好きだった人は

(しょうもない提案だったけど)仕事の相談をして、その後飲みに行って、

わたしが、〇〇さんて男性としても、とても素敵ですよね。と言った段階で

「…そういう風に、君の事を見ていいの?」と言ってくれた。

そういう誠実さが好きだった。

 

 

 

仕事の時は必ずパンツ👖を履くようにしている。

 

 

 

 

私は

オンナだ。

だからなんだ。

仕事は仕事としてでしかしない。

だから、

混同してくる人が苦手だ。

プライベートはプライベートとしてわけてちゃんと

接してくれる人だったら別だけど。

仕事の場でベタベタされたり、

嫉妬されたり、したり

無理だ。

 

 

 

 

だから去年

好きな人を知人の相談事に巻き込んだ時は

自己嫌悪が酷かった。

2人とも、真剣に相談をして、相談を受けてくださってたのに

私はその人の目の前でただ、女だった。

久しぶりに会うのに

服を新調して(もちろんスカート)

まつエクもやり直して

単なる女の私の為の3時間だった。

笑う彼の顔ばかりずっと見ていた

勝手にそう思い込んでいるのだけど

見つめあった時間があって

手も震えて

こころが溶けてしまうと思うくらい

目が熱くなった。

知人を押しのけて、言いたいことは沢山あった。

大好き、と覆った手のひらの中で想いが弾けていたのに。

なんで、引き止めて、言いたい事を言わなかったのか。

 

今日は仕事じゃないのか。

なんのために俺を呼んだの?

あの男の子の為じゃないの?

人を使って自分の欲を満たすなよ。

それこそ、仕事に私情を持ち込んでる。

って言われてしまう、と思ったらどうしても。

 

途中であの人が

「もう、仕事モード辞めていっすかー。」って言ったのも、今なら違う勘違いの仕方をしたい。

 

 

 

 

やばい。

書けば書くほど、私が知ってる範囲内のあの人が

愛しくって仕方ない。

本人に言えないのに。

言えないから書いてるんだけどね。

 

 

 

 

今となって考えた時、私が逆の立場だったら

とてもじゃないけど

苦しい。

その女の子はあなたにとって大事なひとなんだねえ

どんな関係なの?

ってすごい嫉妬してしまう。

余裕で顔に出てしまう。

どんな人なんだろうって、めちゃくちゃ試しちゃう。

 

 

 

 

と思うと

やっぱり脈なんてなかったことは確かなんだなぁ。

 

 

 

 

その現実をわかるたびに

肺に酸素が行きづらくなっちゃう。

そんな感覚。

 

 

 

 

わたしの首をしめようが、

過去とは言えど

宝物なんだもん。

しょうがないでしょ。