てをはなす

 

てをはなす、

というのは

 

色んな意味を込めて

使われてる気がする

 

 

期待を持って送り出す時

もう、無理だと限界を迎えたとき

他の何かに気持ちを奪われたとき 

相手の愛を心からねがうときも

 

 

手は

つながりだとおもう

手は

頭脳だとおもう

手は

こころだとおもう

 

 

手放す、という言葉は

解放する、という意味でわたしはよく使う

 

ずっと執着してたもの

それをありがとう

 

と風に流すようなそんな感じ

 

 

わたしは

まだ一郎さんに会いたいけど

前のように恋心から会いたいのか

人として尊敬してる人に会いたいのかが

最近わからない

 

だから余計に、知るために会いたい

 

迷惑だったらやだなあとか思うし

嫌がられて傷つくのもかなしくて

なにもできずにいたりする

 

たまたま連絡が、きたりしたらいいのになあとか

思うけれど

 

どっちにしたとしても会ってみたいなと思ってる

 

あの時のわたしの手をはなした

今のわたしが会うあのひとはどんなひとなのだろう

あの時のわたしはなにをみてたんだろう

今のわたしはどう見るんだろう

 

それを知りたいなあ、って

片手だけはまだ、放せないんだよなあ。