とらうま

単純な

きもちこそ

なぜか相手に届かない。

 

 

はじめてことばを使って書いた詩も

母は、きらったし、なんていうか

男女の恋、とかをひどく汚く描いていたんだなあと

そう思った。

 

 

女はどうしたって

カラダが女

 

当たり前だけど、そういう風にしか区別のしようがないし。

うちのおばあちゃんは

やたらわたしが女として見られることを嫌がった

もちろん父も。

母は、きっと

恋愛をしたことがあまりないから

早く熟していく、知識や経験をさせたら

自分のコントロールがきかないから怖かったのかなと。

 

 

でも、

ごめんね、お母さん。

わたしはセックスにとても興味があるし

フェロモンというやつがどういう風に男性に漂っていくのかや、言えないような状態でのそれを想像してしまったりすることだってあるよ。

だけど、そこに

わざといやらしさを足したくなる時もあれば

理性的に生理的なセックスの話をする時もある

はたまた、ロマンティックでドラマティックな妄想を繰り広げたりとか。

 

わたしの中で

男女の愛や恋には

あまり汚さなは無いの。

傷付くことや悲しいこと、寂しいことはあっても

あなたが恐怖したようなものは

わたしの中にはまったくと言っていいほどない。

 

だから安心してほしい。

早く大人にはなれない、

体は死に向かっていくけど

心の尺度はきっと、

オトナ、コドモなんかじゃない。

 

 

同じように

男女のイロイロも、なにかのメジャーをつけて

測ることなんてできない。

 

 

ましてや恐怖や不安などではとても。