かさん もふ。

 

たぶんこれがわたしの内側を表してる音。

まさに。

 

考えれば考えるほどなくなってっちゃうんだけど

なんかもう考えるのもいやになって

まくらにスマホを軽く放った時に

 

かさん、もふ。

 

という音がした。

 

どうしようもない時は

かさん、もふ。ということにしようかな。

 

こんなときはなにを考えてもどうしようもないから

せめて誰かと飲みにでもいけたらと思うけど

仲良いひとは大抵既婚者だったり彼がいたりするからこんな時間からはだめだなあって

あとわたしもうお風呂入ったしさ。

会いたい人沖縄にいらっしゃらないし。

 

きっとだれかと話してもそのひととずっと余韻を分かち合う時間もたかが知れてるわけだから。そのときくらいは全部預けたいような気分になってもゆるしてほしい。

そのときだけね。

 

そんでもって、その時は

桐壺の更衣みたいに

「あなたの愛だけを頼りに生き長らえているのです。」なんて、そんな顔をしても面倒くさがらないでほしいな。

むしろ一層愛おしくなってくれたらやさしい人認定します。