生き切る
生と死を混ぜ合わせたのが
生き切る。
正確には天寿をまっとうするとかの意味だけど
今日今書いてる小説の話を友達にしてて
わたし人の死に対して
あまりにも澆薄なのだと感じた
しかし
ひとには
死ぬ権利も
生きる権利もあるはずだ。とおもう。
死んだ瞬間に
もちろん生は終わるんだけど
生だと認識してたものって一体なんだったんだろうね。って話。
思い出
お金
家族
仕事
恋人
セックス
友人
生体反応
不動産
なにかしらの大事なもの
経験
未来を失くすことってそんなにキツイことなのだろうか。思い出だけじゃ生きていけないのかな。いくら願っても無くなるものはなくなるし、どんなに殺したくってもあるものはある。
死んだら生きててくれれば、と思っても
生きてたら死ねばいいと思わないなんてどうして言えるのだろうか。
ないものへの期待ほど自分を哀しくさせる道具ってないよなあ。
心臓と脳が止まるその瞬間まで命って本人に委ねられてるのに、いつから誰かのものになるのだろうか。とか、
ひっそりと消えてしまったものや、自分から死を願われた命って誰のものになれるんだろう。
絶対辛い、暗い。影ばっかりな話になるだろうなあ。はあ〜〜描いてる時真顔すぎる笑
車に轢かれる寸前までアスファルトから何かを吸おうとしてた蝶とか
息子の自殺を止めた上で「お前の人としての尊厳が失われるなら、俺がお前を殺してやる。」と首を絞めた親の覚悟とか
とりあえず生きる理由を自分じゃない誰かに見出したくて妊娠した風俗嬢とか
身体中に走ってる血でも酸素でも二酸化炭素でもない、得体の知れないものの正体を
生欲
として。
ずっと何度も続いてきた問いの繰り返しを年末までにまとめる。
きもちいい
痛い
悲しい
苦しい
嬉しい
愛おしい
不安だ
怒り
焦り
喜び
楽しい
嫉妬
僻み
嘘
笑い
慈しみ
同情
気持ち悪い
侮蔑
尊敬
驚き
切なさ
優越感
疑い
真剣
恍惚
溺愛
依存
感情が娯楽化してるのをどうやって表現できるか見もの。