すこし、いやらしい話を
薄いふじ色、もしくはグレー、あるいは紺色の
掛け布団を腰までそろそろとずり下げて
あなたの内腿の間に顔を埋めれば
度を超える快感に思わず
わたしの後頭部や髪に触れてた手のひらに圧がかかり始めて
長い指の関節がくっと反応したり
割と苦しそうな声を口の中でどうにか抑えて
唇を開きかけた時の横顔とか
その時にしか流れない時間を覚えておくためのBGM
がすでに用意されてるあたりで私は異常なんだと思った
あ、上記描写は妄想も妄想です笑
セックス中の描写って
愛されてる側より愛してる側ばかり考えてしまうなあ。
曲によっては
時間とか見えてる光や
温度とか体位やわたしの髪の色と長さまで想像できるのになあ。
ひとつあるとしたら
ポップな感じで始まるのに
途中から快楽とかより、溶け合うことに本気になりだしてなかなか終わらないけど、キスをたくさんして、揺さぶられるよりも、抱きしめられて頭を撫でられてふと目があったらなんか照れてしまうみたいな、あーもうほんとにだいすき!って最後のもっと先を欲しがるような、そんなのがいいな。
疲れじゃなくて、気持ちが離れたくなくて
ずっと重なっていてくれるようなそんなの。