わからないこと
自分が過去
なにをどう思ったかよく知りたい時がある
けど
過去だからなあ
なにか変わってたら変わってたで覚えてないし
変わらないのは変わらないでつまらないし
つまるところ
ひまなんだ
あ、そうだ、そうだね。
自分の中にあるのは池みたいだ
循環は緩く、だんだんと苔むしてグリーンになる
それを淀みと呼ぶか、深まりと呼ぶかは別として
なにか興味があるものを探しに行ったとき
安心が欲しいはずなのに
刺激もほしい
もやもやしたまま、掴む手もうろ覚えだから
ふわふわした造形されそこねたなにかを持って帰ってくる
水ってそんなかんじだよなあ
いくら流しても増えない、薄まるだけだ
源流となれば美しいんだろうけど
その純粋ではもう生きられない、きっと
生きにくさのほうが先だ
いま抱えてる気持ちなんかはいろんなものを浚わないとただの毒であってしまうし
もしくは誰にも気づかれないようにぼたぼた垂れ落ちる桟の下の湿気の行く先かもしれない
なんにせよ、むだであるのに
それを美しいと言ってくれるひとをただ待ってるわからずやなんだ