the art of you

 

ずっと前

糸井重里の本を読みながら、はばからず涙を流していた男の人を見た。

品川で。

すごい綺麗だった。

たぶんなんだけど、

ひとが笑ってる瞬間と

泣いてる瞬間は、種類は違えど美しいんだと思う。

怒りに対しての恐怖はまだ全然消えないから、

怒りの感情に美しさをみることはできないんだけど、笑顔と涙は、特別なんだと思いたい。

訓練されたり、コントロールできるひとは別として笑う、泣くは、表する時割と心のままであることが多いとおもうし。

だから、ひとの感情は唯一無二のアートだと思う。

 

綺麗なものだけが芸術ではないけど

芸術的なものは、よくわからなくって、おそろしくって、でも。やっぱり鮮やかに私のからだに落ちてくる。

そのときに感じることは、不思議であって

なによりまばゆい。

綺麗、という言葉の自分の中での意味合いをどんどん刷新していく。

きっとそれがわたしの中での芸術なんだと思う

 

どうなってるのか、もっとおしえて。

いくら触れてもわからない、もっと奥に招いて

さらけ出すのはこわいけど、知りたいから

もっともっともっとほしい。

そんなかんじ。