みえないのにあるもの。
ここ3週間くらい、不思議な焦りがある。
薄氷を履むような、真下は永久に戻ってこれない深い底のような。
落ちる事もなく、ただ真下に置いてきぼりにされてしまう感覚、耳たぶの血管を通して感じる鼓動が早い。
書きたい、と思うけど前みたいに映像も台詞も風も光も音楽も何もでてこない。
耳鳴りと、心臓の音がうるさい。
きっと有るんだと思うけど、見えない。
なんかタイトル振り絞ったらあとは霞んでしまう。
義務と、渇望と、慣性の法則、鬱陶しいわたしの欲望、3週間もすれば簡単に習慣化されてしまうよ。
遠いところで、さようなら。
もっと見えなくなった。
むしろ見てたのはわたしだけだったけど。
目を閉じる。