あぶくのうらがわ

 

すべては

平穏へ向かうためのピースでしかない。

 

その中で、人と深く関わり合うことがどういうことを表しているのかなんてわからない。

 

親は

孤独になるくらいなら、「ある程度」のひとと一緒になった方がいい。と言う。

 

だけど、そのある程度のひととの決断がわたしをどれだけ傷つけるかはわかっていない。

今も書いていてわたしは直観している。

悲しむのはわたしだ。ひとりで。

結局孤独のなかで生きねばならない。

 

離れていても

愛せるかということがわたしにとっては大事だから。

どんなに近くても、愛に似せたものを死ぬまで提供し続けていてはきっと発狂してしまう。

永遠に死ぬまで嘘をついて

発覚してしまったら、大惨事だ。

 

だから、いいんだ。

叶う、叶わないは別として好きだ、という気持ちは無理矢理捨てなくていい。

きっとなんだけど、体が死ぬまで持ち続けるか

この気持ちが死んだ時、今のわたしは死んでいるはずだし。

 

平穏に

無理なく

自由に

ゆるやかに

過不足なく

 

脈は速くとも、こころの平安があり

わたしが、選んでいるというはっきりとした意識を以って、いつか消えていくように。

 

未完成でおわり、

なにもかも。