思い出はそんなにたくさん持っていけない。
だから選ばなきゃいけないのもわかる。
あと2年経ったら、誰かにわたしを選んでもらいたい。
選んでもらう為にも、
あと2年はたくさん体の中を宝物で埋め尽くすんだ。
だからいらないものはどんどん捨てるんだ。
持っていけないもので埋め尽くしてきたわたしは水に溶かして、さよならするんだ。
からっぽになって、素敵なものでぱんぱんのわたしを大好きなひとにあげるんだ。
好きな人でまたひとつわたしが埋まるんだ。
みたいな夢を見た。
2年か。
やってみてもいいかもなあ。