愛情の殺意

おばあちゃんとおじいちゃんは、お父さんとお兄ちゃんの自我を殺してしまった。

 

おじいちゃんも、おばあちゃんもきっとその親や祖父母にそうされてきたんだろう。

 

知らない、というのはきっと人間が認知できる行動の中で一番の罪なのだと、そう思う。

 

知らない事以外は、全部バツ

間違い。

にしてしまえば、楽だもんな。

 

自分が間違ってることを、認められないから最底辺まで自分を落とす事ができないんだな。

 

きっと、今日も少しずつお父さんやお兄ちゃんは狂っていく。近くにいるお母さんもきっとそうだ。

 

だから、こわい。

 

わたしもできることなら、もうなにもかも遮断したい。

これ以上、傷つくような情報は必要ない。

 

条件をみたさないのであれば必要ない、と

いつも言ってくる、あそこは怖い場所だ。

狂っていると、心底思う。

 

お兄ちゃんが、やっと実家を出た。

至近距離で放たれる心配という暴言をもう受けなくていいのだから、よかった。

これから彼の人生が始まるんだ。多分。

 

だけど、

矛先は、またわたしに向かう。

子供は産まないのか

誰が土地を継ぐのか

なんで、自分が死んだ後のことばかり考えるのか。関係ないだろうが。

 

ほんとに、やばい。

手段を選ばない呪いを延々とかけてくる。

罪悪感、という呪いを。

 

たとえ、わたしが結婚しても、それは続く。

そんな中に大事なひとを巻き込みたくない。

わたしはまだ呪いの渦中にいるから、ひとを好きになってはいけない。

 

なので

諦めてくれ、あなたの人生も。

わたしの人生も。選択も。

必要ないんだ、未来の後悔を示唆することも。

それは脅迫だから。

もう、やめてほしい。頼むから。

 

わたしを次の人殺しにしようとしてるの、わかってるのか。

諦めてくれ、他の人に侵された責任を持たない人生を歩むのは。

 

どうせ狂うなら、笑っててくれ。

話せば話すほど、石板を担がされているような気持ちになって、苦しくなる。