つらたん、だがしかし。

わたしは、確かに現実を見れてなかった。

 

色んなこと、目に見えること、現実に起きていること、名付けられた名前、そうあれと作られた形、音、とにかくいろいろなもの。

 

には色んな人の、想いが込められていて

それはたぶんほとんどが、方向は別としてしあわせを願っているはず。

 

わたしは、独り占めしようとしたからだめだったのだな。

 

だってさ、ひとりにしか使えないんだもんよ。

なんて言い訳なんだな。

 

どうしたら、よかったのかなあ。

ってさ。

 

ずっと頭の後ろの大きな手を、ずっとずっと忘れられないわたしは。

 

泣いたら、涙を流すってことにだけ脳みそ使われてしまうから、泣かないように泣かないように。

ばかみたいだと、ばかなんだと自分をバカにしながらずっと。

 

ああ、望まれないなら早くいなくなりたいなあ。

って胸をギュッとガサガサっとさせて、お布団を胸に抱き込むのだ。

 

だいすき、ごめんなさい、やっぱりだいすきなのだ。

 

違う人に求められて、改めて思い知らされるのだ。

わたしは嘘つきで、延々と不幸せを極めるのだと。

 

さよならをはやく言えるように頑張るんだよ。

がんばれ