どこまでいけば愛なのか、
怖い夢、という表現では足りない
嗚咽で起きる時、今朝。
泣きながら、名前を呼んでしまった。
結末や、一定の地点のわかりやすい結果を見て
よかっただの、悪かっただのと、喧しい。
自分に都合の良い解釈を人の屍に貼り付けないでいただきたい。
そこにあるのはその人の亡骸と過去だけだ。
今更事を動かせない者に対して文句を付けるのは無駄だと何故わからない。
現実は現実で、理想はあるけど
人の心まではなんとも介入し得ない。
それは理解しているつもり。
誰かの存在がまた別の存在の否定になることはあるかもしれないけれど
それは他者が決めることではないし
ましてや、けしかけて高みの見物など分不相応を知ってほしい。
生理的欲求から、自己実現欲求まで枝を伸ばした時、どんな道ができるのだろう。
それを決断していくのに、ありもしない恐怖を持ち込まないでいられる自分になりたい。