期待

期待してることのほとんどはファンタジー

わたしの指一本動かないところで起きうる奇跡だ。

 

それは妄想で

信用で

コントロール

押しつけで

依存心で

甘えで

諦めで

渇望で

心にある傷のためにある。

ような、気がする。

 

白黒思考が強いのは、知能が低いからだ。

二つしか考えられない。

実際に本当にそうだとおもう。

 

 

これらの根底にあるものは、まあ理解してる。

でも

どうにかなる、という希望はない。

というかその希望は期待になってしまう。

親の期待を負えなかったわたしが自分にかける期待。

呪いのような、そんなもの。

 

このくらいできないの?

なんでできないの?

を繰り返して摩耗した良心を何度も見栄やいい子ぶった自分で固めてこうあれ、と作り上げたものの、やっぱりもう無理だわ。と諦めてもう放り出した先には他人への期待というか、

「もうわたしはやるだけ苦しんだんだから、次はあなたでしょ?じゃないとわたしばっかり不平等じゃない?おかしくない?」ってびっしり裏面に透明なペンで書かれた信頼にみせかけた笑顔を振りまく。

 

 

もう無理。

っていっても、やりたくないことをずっと

誰の期待の為にやり続けてきたんだろう。

 

 

きみはこうだよね。

きみはこういうひとだよね。

って

 

他人の価値観の下に貼られたレッテルを相手の前では裏切らないように、裏切らないように

我慢してきたのに。

 

 

何考えてるのかわからないとかつまらないとか

もっとできると思ったのにとか

結局都合が悪くなれば、すげ替えられる存在になってしまった。

 

 

はー。

 

 

まあ、いいか。

 

 

怒りも湧かない、という感情を知れたからいいや。

 

 

わかってくれるはず

寄り添ってくれるはず

わたしの地雷知ってるはず

汲み取ってくれるはず

丁寧に扱ってくれるはず

 

 

そんなものは無いんだから。

 

 

失礼なことを言われたら

どういうこと?

と返せばいいし

 

暴言だったら

おまえになんの関係があるんだよ。

何をわかっててそういうこと言えるんだよ。

って言えばいいし。

 

殴られたら

殴り返す、正中線

 

話し合えるなら、とことん話し合えばいいし。

 

無駄に起こす怒りや苛立ちにリソースを持っていかれない為に期待をしない。

 

相手を理解する為に期待をしない。

 

自分の本性を見るために期待をしない。

 

理解する気もなく、期待だけするのは

それこそ全くの無駄だ。

 

何もない。

 

 

いい意味で、とかよく枕言葉に使うけど

今回は使わずに

 

 

他人に期待しない。