よく見る夢

ねずみ返しのある、円形のステージの上に立っている。

下は見ていないけど、すごい高い位置に立っている。

私は十二単を着ている。

わたしの目の前には、烏帽子被った男性が立っている。

顔はよくわからない。

ただすっぽり包まれるから大きい方なんだと思う。

 

いつも両手を絡めて一度抱きしめ合って見つめ合うのに、突然筆のようなもので遮られてしまう。

 

加えて足場のないところまでも透明なパーテーションがいきなり現れて、それはどこまでも続いていて、彼は自分の着物を裂いて、指を噛んで血で私に手紙を書いてくれたんだけど、わたしは泣きすぎていつもそれが見えない。

愛してるとか、そういうことではないのは直感でわかってた。

 

筆は、仕事を表してるって夢の中でいつも思う。

あと、彼と立場が違いすぎているのもわかる。

諦めているような感覚がある。

彼の方からは私に触れられないけど、わたしからはパーテーションを超えて彼に触れられるのもわかっているのにそうしないから。

もたもたしていると、どこからか別の男の人が来て刃物を渡してくる。

最近この人カッコいい雰囲気になってる。

 

自分(その男の人)を殺すか、彼(烏帽子被った人)を殺してください。

といつも言ってくる。

 

わたしは自分に刃を突き立てるけど、その瞬間に柄から先の刃はたくさんの花に変わってわたしは死なない。

 

そのあと少し間が飛んで、

後ろを振り返ると立て替える前の実家にいることが多い。

 

庭や屋根にいたりするんだけど、そのシーンでいつも悲しくなって泣いてしまう。

なんで、もっと身分高く生まれなかったんだろうっていつの間にかウサギを抱っこしてわんわん泣いている。