愛憎

 

知らない感情だ。

 

とてもこわい。

 

わたしは、私を嫌いな人をずっと好きでいられたこともないし

人を憎んで憎んで忘れられない!ってこともないし、

わかりやすい

憎み

が理解できてないのかもしれない。

 

ひどいことをされて、その時は○したいと思うくらい頭にくるけど、理由を考えたりして落ち着かせてしまおうとするし、きっとなんやかんや今までは助けてくれる人たちがいたからなんとかなってきたんだろうな。

なんか憎を意識してる暇もない日常だったりしたのかもしれないし。

いい子ぶってる風に聞こえるけど、割とそうだ。

 

自分が憎を意識するまでの酷いことにあたってないというのがあるのかもしれないし、

物事への執着が意外に薄いのかもしれない

ひどく気持ちが揺さぶられた時は「いつかは終わる。物事か、わたしどっちかが」と思うから気づいたらなんとなく過ぎていってしまうのかも。

 

あと憎って、いう気持ちは

愛がないと生まれないのかもしれない。

それを行使するかはその人の理性によって違うのだろうけど、隠と陽の関係みたいに、光量の分だけ闇も伸びるみたいな。

 

 

そう考えると、だいぶライトに生きてしまっているのかもなあ。

ただ、憎を裏返した時の愛であるはずのものもわたしは果たして持っているんだろうか。

愛している、と愛をしているって微妙にニュアンス違うだろうし。

知らなければできないことがまだ多い。

愛もしかり。

 

 

本気とかいう言葉はあんまり信用してないけど、心も体もねじ切れそうになってしまうくらいそれしか見えなくなるってこと?

 

 

まだまだわからないんだよなあ。

まさか、人間の背腹を漫画に教えてもらう日がくるとは。