300人の声
今でもよく覚えてるんだけど、
たぶん小学校低学年くらいまで、お布団に入ると右耳のあたりに吹き出しが現れてそこに300人くらいの人が並んで、一斉に喋り出す現象がたまに起きてた。
もちろんだけど。誰の声で何を話しているのかひとりもわからなかった。
今日久しぶりにそれが起きた。
相変わらず聞こえなかったけど、みんな怒っているわけじゃなくて、話し合ってるみたいな感じだった。
もしあれがわたしの頭の中で起きてる会話なんだとしたら、すごい大変なことが起きてるなあと思った。
そりゃあ毎日あれだけの人が24時間話し続けていたらさ、頭おかしくなるよなあ。
大事な人の事かんがえられなくなるよなあ。
どうでもいい事気にしてたら、そりゃそうだ。
嫌われたって生きていける。
嫌われたって生きていい。
我慢するのと嫌われるのどっちがいいんだろう